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クレジットカードの多重申込みは1ヶ月3件から要注意!審査落ちを防ぐ申し込み期間の目安

クレジットカードの多重申込みは1ヶ月3件から注意!記録は半年残る 申し込みと審査
  • クレジットカードの多重申し込みは何枚までなら平気?
  • 審査に落ちたけど、次はどのくらい期間をあければいい?
  • 多重申し込みで審査落ちって、ただの都市伝説じゃないの?

ほしいカードの特典には期限があるのに、クレジットカードの多重申込みで審査に落ちるかもしれないと思うと、気持ちが落ち着かないものです。すでに1社で落ちてしまった人なら、自分の社会的な信用に傷がついたのではと、心配になるのも自然なことでしょう。

実は、多重申込みで審査に落ちる理由は、信用情報機関の記録と法律、そして信用スコアの仕組みを知れば、はっきり説明できます。

仕組みがわかれば、何枚までなら申し込めるのか、落ちたあとに何ヶ月待てばよいのかを、自分で落ち着いて判断できるようになるはずです。この記事でわかることは、次の7つです。

  • 多重申込みが警戒される1ヶ月3件以上という目安
  • 他社の申し込みがFINEやCRINで伝わる仕組み
  • 使っていないカードが割賦販売法と信用スコアで響く理由
  • 申込情報は6ヶ月、延滞などの記録は最長5年残ること
  • 審査落ち後の再申し込みとCIC開示の手順
  • 学生のスマホ分割や住宅ローン前の注意点
  • 2〜3枚目を1ヶ月2枚までに抑えて選ぶ方法

この記事は、CICやJICCといった信用情報機関が示す記録の期間や、割賦販売法と貸金業法の決まり、CICの信用スコアの仕組みをもとにまとめています。

さらにファイナンシャルプランナーの見解も交えているため、うわさに振り回されず、事実にもとづいて判断できるでしょう。焦って申し込む前に、まずは全体を読んで、自分に合った進め方を見つけてください。

  1. クレジットカードの多重申込みとは?1ヶ月に3件以上が警戒される目安
    1. 「申し込みブラック」は正式な金融用語?多重申込みの定義
    2. 何枚まで大丈夫:1ヶ月3件・6ヶ月で複数件が目安
    3. 保有枚数に上限はある?成人1人あたり平均約3枚
    4. 2枚同時の申し込みは結果にどう影響する?
    5. カード会社が警戒する3つの理由:資金繰り・特典・不正
  2. 他社の申し込みはクレジットカード会社にバレる?FINEとCRIN
    1. CIC・JICC・KSCの違い|加盟する会社で分かれる
    2. FINE・CRIN・IDEA:法改正で整った情報共有網
    3. 送信した瞬間にCICへ照会?スコアリング審査の流れ
    4. 「審査落ち」は記録されない?契約情報がない申込情報
  3. 使っていないクレジットカードも審査に響く?割賦販売法と信用スコア
    1. ショッピング枠は割賦販売法:見込額の90%が上限
    2. キャッシング枠は総量規制|年収の3分の1までに制限
    3. 使っていないカードでも見込額が減るのはなぜ?
    4. クレジット・ガイダンスとは?200〜800の信用スコア
    5. 申込件数は約4.5%の減点要因|都市伝説ではない根拠
  4. 多重申込みの記録は6ヶ月で消える?クレジットカードの事故情報は最長5年
    1. 申込情報の記録は照会日から6ヶ月:CIC・JICCの基準
    2. 6ヶ月待てば必ず通る?延滞などの異動情報は最長5年
    3. カードを解約すれば信用情報の記録もすぐ消える?
  5. 審査に落ちたクレジットカードは再申し込みできる?6ヶ月とCIC開示
    1. 一度落ちたカードへの再申し込み:最低6ヶ月あける
    2. 落ちた直後に別の会社なら通る?連続申し込みの危険
    3. 開示請求の手数料:CICは500円・JICCは1,000円
    4. 開示報告書の「$」「A」とは?入金状況の見方
    5. 申し込み前の確認:キャッシング枠0円と正確な入力
  6. クレジットカードを短期間で申し込む危険:学生のスマホ分割と住宅ローン
    1. 学生も信用情報は照会される?スマホ分割と奨学金の延滞
    2. ポイ活で多重申込み:特典目当てと見なされる理由
    3. 住宅ローン審査の前は要注意|申込履歴が残る影響
    4. クレヒスがない人・延滞歴がある人は少ない件数でも注意
  7. 2〜3枚目のクレジットカードは1枚ずつ:申し込み間隔と長く使う選び方
    1. 複数持ちのデメリット:限度額の分散と不正利用の見落とし
    2. 申し込み間隔の目安:1ヶ月2枚までに抑える
    3. 長く使えるカードを厳選する|FPが勧める考え方
  8. 【Q&A】クレジットカードに関するよくある質問:学生や消費者金融の疑問
  9. 【まとめ】クレジットカードへの多重申込みによる審査落ち:都市伝説ではない
    1. 1ヶ月3件の目安から最長5年残る延滞の記録まで
    2. 審査で不利にならないために守りたい7つのこと
    3. まずはCIC開示で自分の信用情報を確かめよう

クレジットカードの多重申込みとは?1ヶ月に3件以上が警戒される目安

クレジットカードの多重申込みとは?1ヶ月に3件以上が警戒される目安

クレジットカードを短い期間にいくつも申し込むと、審査に通りにくくなると言われます。ただ、何枚からがだめなのかという線引きは、法律で決まっているわけではありません。

一方で、カード業界には「1ヶ月に3件以上」という警戒の目安があり、カード会社がそこを気にする理由もはっきりしています。

枚数の目安と、同時に申し込んだときに起きること、そしてカード会社の見方を順番に押さえれば、自分の申し込みが安全な範囲かどうかを判断しやすくなるでしょう。

「申し込みブラック」は正式な金融用語?多重申込みの定義

多重申込みとは、短い期間にいくつものクレジットカードやローンへ申し込むことを指します。ここでいう短い期間は、一般的に1ヶ月から半年以内が目安です。

多重申込みによって審査に極端に通りにくくなった状態は、俗に「申し込みブラック」と呼ばれています。

ただし、「申し込みブラック」は法律で定められた正式な用語ではありません。多重申込みそのものにも、法律上のはっきりした定義はないのが実情です。

それでも審査で不利になるのは、カード会社が申し込みの件数や間隔を、返済できるかどうかを判断する材料として見ているからです。言葉が俗語であっても、審査への影響は実際に起きていると考えておきましょう。

何枚まで大丈夫:1ヶ月3件・6ヶ月で複数件が目安

多重申込みと判断されやすくなる件数には、業界で広く知られた目安があります。

  • 1ヶ月に3件以上の申し込み
  • 6ヶ月以内に複数件(5件以上など)の申し込み

この件数に達すると、カード会社の審査で警戒のサインが出ることが多いとされています。

3枚目のカードを検討している人は、とくに注意が必要でしょう。短い期間に3枚を続けて申し込むと、1ヶ月3件という目安にそのまま当てはまってしまいます。

とはいえ、この数字は業界の通説にもとづく目安であり、カード会社に共通の否決基準は存在しません。目安より少なければ必ず通るという意味ではない点も、あわせて覚えておいてください。

保有枚数に上限はある?成人1人あたり平均約3枚

クレジットカードを何枚まで持てるかについて、法律上の上限はありません。ファイナンシャルプランナーの内山貴博氏も、申し込み自体に枚数の制限はないと説明しています。

実際に、日本クレジット協会の調査によると、2025年3月末のクレジットカード発行総数は3億2,057万枚でした。成人の人口で割ると、1人あたり平均で約3枚を持っている計算になります。

つまり、何枚かのカードを持つこと自体は、決してめずらしいことではないのです。

枚数よりも申し込みの集中が警戒される

審査で警戒されやすいのは、持っている枚数よりも、短い期間に申し込みが集中することのほうです。もっとも、持っているカードが増えると、別の面から審査に響く場合もあります。その仕組みには、カードの枠を決める法律が深く関わっています。

2枚同時の申し込みは結果にどう影響する?

2枚のクレジットカードに同時に申し込むと、それぞれの申し込みの記録が信用情報機関に残ります。そのため、審査をするカード会社は、もう1社にも申し込んでいることを知ったうえで判断することになります。

2枚という件数は、1ヶ月3件という警戒の目安よりは少ない数です。多重申込みを防ぐ方法として、1ヶ月に申し込むのは2枚までに抑えるという考え方も紹介されています。

2枚なら大丈夫と言い切れれば楽なのですが、実際はそう単純ではないのが悩ましいところです。

利用履歴がない人や延滞歴がある人は要注意

一方で、2枚なら必ず通るというわけではありません。クレジットカードの利用履歴がない人や、過去に延滞したことがある人は、少ない件数の申し込みでも審査に落ちるリスクが大きく高まると指摘されています。

同時に申し込むかどうかは、自分の信用の状態を踏まえて決めることが大切です。

カード会社が警戒する3つの理由:資金繰り・特典・不正

カード会社が短い期間の申し込みを警戒するのには、はっきりした理由があります。主な理由は、次の3つです。

  • お金のやりくりが急に苦しくなっている心配
  • 特典だけが目的で使うつもりがない疑い
  • 詐欺や不正利用を目的とした申し込みの警戒

あちこちで借りようとする動きは、借金がふくらむ多重債務の前ぶれに見えてしまいます。また、内山貴博氏も、利用する意思のない申し込みと判定されると、カード会社からネガティブな評価を受けると説明しています。

これら3つのどれかに当てはまると見なされると、審査ではマイナスの評価を受けやすくなるでしょう。

他社の申し込みはクレジットカード会社にバレる?FINEとCRIN

他社の申し込みはクレジットカード会社にバレる?FINEとCRIN

会社が違えば、ほかのカード会社への申し込みは知られないと考える人は少なくありません。別の会社に申し込めば大丈夫だと、一度は考えたことがありますよね?

しかし実際には、日本の主なカード会社は信用情報機関に加盟しており、機関どうしも情報をやりとりしています。申し込みの記録は、送信した直後の審査ですぐに読み取られます。

さらに、審査に落ちたという結果が直接書かれていなくても、記録の組み合わせからその事実を推測できる仕組みです。3つの機関の役割と、機関をつなぐネットワークの働きを知ると、他社にバレる理由に納得がいくはずです。

CIC・JICC・KSCの違い|加盟する会社で分かれる

信用情報機関とは、クレジットカードやローンに関する次のような情報を集めて管理する機関です。

  • 契約内容
  • 支払いの状況
  • 借りている残高
  • 申し込みの記録

集めた情報は、加盟しているカード会社や金融機関に提供されます。日本には、主に3つの信用情報機関があります。

略称正式名称主な加盟先
CIC株式会社シー・アイ・シークレジットカード会社・信販会社
JICC株式会社日本信用情報機構消費者金融
KSC全国銀行個人信用情報センター銀行・信用金庫

これらの機関のデータを使うことは、貸金業法や割賦販売法によってカード会社などに義務づけられているのです。借りすぎを防ぐため、申込者の返せる力を調べる際には、必ず確認するルールになっているのです。

FINE・CRIN・IDEA:法改正で整った情報共有網

3つの信用情報機関は、それぞれ別々に情報を持っているだけではありません。借りすぎを防ぐために、特定の情報を互いに共有する仕組みがあります。

ネットワーク主な役割
FINE(ファイン)CICとJICCの間で借入残高や申し込みの情報をやりとりする
CRIN(クリン)3つの機関の間で延滞などの金融事故の情報(異動情報)を共有する
IDEA(アイデア)審査の際に、その人が抱えている借金の全体をつかむ

消費者金融で申し込んだからカード会社には知られないという考えは、この共有の仕組みによって成り立たなくなります。

2010年代の法改正で情報の連携が進んだ

こうした仕組みが整った背景には、消費者金融やカードのキャッシングで借金を重ねる多重債務が、大きな社会問題になったことがあります。これを受けて2010年代に貸金業法と割賦販売法が大きく改正され、完全施行されました。

機関の利用が法律で義務づけられたことで、情報の連携が急速に進んだのです。

送信した瞬間にCICへ照会?スコアリング審査の流れ

クレジットカードの審査は、担当者が1件ずつ感情で判断しているわけではありません。申込者が自分で書いた年収や勤務先などの情報と、信用情報機関から取り寄せた客観的なデータを組み合わせ、点数をつけるスコアリングの仕組みで自動的に進められます。

信用情報機関から取り寄せるデータには、次のようなものが含まれます。

  • 他社から借りている残高
  • これまでの支払いの実績
  • 直近の申し込みの件数

ウェブで申し込みの送信ボタンを押すと、その瞬間にCICなどの機関へシステムを通じて照会が届くのです。送信した瞬間にはもう照会が届いているというのは、少し驚かされる速さです。

その結果、過去6ヶ月以内の申し込みの記録が、すぐに判明するようになっています。

つまり、他社への申し込みを隠そうとしても、審査の最初の段階で自動的に読み取られてしまいます。

この仕組みから見えてくるのは、申し込みの記録が残るきっかけは送信ボタンを押した瞬間だという点です。どのカードにするか迷っている段階で、とりあえず送信してみるという進め方は、それだけで照会の記録を増やしてしまいます。

比べたり悩んだりするのは送信ボタンを押す前までにすませ、申し込むカードを1枚に決めてから手続きに進むことが、記録を増やさないための確かな方法といえるでしょう。

「審査落ち」は記録されない?契約情報がない申込情報

信用情報機関に登録されるのは、「審査に落ちた」という結果ではありません。記録されるのは、「クレジットカードに申し込んだ」という事実、つまり申込情報です。そのため、審査に落ちた履歴がそのまま残ると考えるのは、正確ではないといえます。

申込情報だけで他社の審査落ちは推測できる

ただし、安心するのはまだ早いでしょう。申し込みの記録があるのに、その後に契約の記録が登録されていなければ、カード会社のシステムは「他社で審査に落ちた」と事実上推測できます。

申し込みの記録だけがあって契約の記録が続いていないこと自体が、ひとつの手がかりになるわけです。

結果として、落ちた事実が直接書かれていなくても、次に審査するカード会社には伝わってしまいます。この点を知らずに申し込みを続けると、申込情報が積み重なるので注意しましょう。

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使っていないクレジットカードも審査に響く?割賦販売法と信用スコア

使っていないクレジットカードも審査に響く?割賦販売法と信用スコア

クレジットカードは、作ったまま使っていなければ審査に関係ないと思われがちです。ところが、カードの審査には2つの法律が関わっており、持っているカードの「枠」も計算に入ります。

ショッピング枠は割賦販売法、キャッシング枠は貸金業法という別々のルールで上限が決まる仕組みです。加えて、CICが始めた信用スコアでも、申し込みの件数が点数を下げる要因として公表されました。

法律とスコアの両面から見ると、多重申込みが審査に響く理由が数字で見えてきます。

ショッピング枠は割賦販売法:見込額の90%が上限

クレジットカードのショッピング枠のうち、リボ払いや分割払いの部分は、割賦販売法という法律で決まりが設けられています。この法律によって、カード会社は、申込者が1年間に無理なく支払える金額を計算するよう義務づけられました。

この金額を「包括支払可能見込額」と呼びます。

包括支払可能見込額は、年収から次の2つを差し引いて計算されます。

  • 年間請求予定額
  • 生活維持費

年間請求予定額とは、信用情報機関のデータにもとづいて、1年間に支払う予定になっている金額のことです。

見込額の90%を超える枠は設定できない

カード会社は、この見込額の90%を超えない範囲でしか、ショッピング枠を設定できません。自分は年収が高いから何枚でも作れると考えるのは正しくなく、法律で決められた計算式がはっきり存在しているのです。

キャッシング枠は総量規制|年収の3分の1までに制限

クレジットカードのキャッシング枠は、貸金業法の総量規制の対象になります。総量規制とは、1人が借りられるお金の合計を、年収の3分の1までに制限するルールです。年収の3分の1を超える貸し付けは、原則として禁止されています。

よくある誤解:ショッピング枠と総量規制

ここでよくある誤解が、ショッピング枠も総量規制の対象になるから、カードを何枚も作ると審査に落ちるという考え方です。実際には、ショッピング枠は割賦販売法、キャッシング枠は貸金業法というように、別々の法律がそれぞれ独立して働いています。

枠の種類対象の法律所管上限の決まり
ショッピング枠(リボ払い・分割払い)割賦販売法経済産業省包括支払可能見込額の90%まで
キャッシング枠貸金業法(総量規制)金融庁借りる合計が年収の3分の1まで

とはいえ、ショッピング枠が総量規制の対象でないからといって、カードの枚数が審査に影響しないわけではありません。どちらの枠にも法律で決められた上限があり、カードの審査ではこの2つの基準がそれぞれ確かめられます。

使っていないカードでも見込額が減るのはなぜ?

多重申込みによってカードを何枚も持つと、たとえ使っていなくても、信用情報のうえでは年間請求予定額が増えていきます。包括支払可能見込額は年収から年間請求予定額を差し引いて求めるため、この金額が増えるほど見込額は小さくなるわけです。

見込額が小さくなると、新しいカードに設定できるショッピング枠の上限も下がります。その結果、法律で決められた基準を超えてしまい、新しいカードの審査に落ちる原因になるのです。

キャッシング枠についても、複数のカードの枠が計算のうえで考慮されます。使っていないカードでも審査に響くのは、カード会社の好みによるものではありません。法律にもとづく厳密な計算の結果だといえるでしょう。

クレジット・ガイダンスとは?200〜800の信用スコア

クレジット・ガイダンスは、CICが持つ信用情報を統計やAIで分析し、個人の信用の状態を200〜800の点数で表すサービスです。2024年から提供が始まり、これまでのような履歴の並びではなく、信用の度合いが数字で見えるようになりました。

年齢や年収を使わない5つの取引の事実

このスコアの大きな特徴は、年齢や年収、勤務先といった属性の情報を一切使わない点にあります。点数を決めるのは、次の5つの取引の事実です。

  • 支払いの状況
  • 借りている残高
  • 契約の数
  • 契約の期間
  • 申し込みの件数

言い換えると、どれだけ稼いでいるかではなく、これまでどのようにクレジットを使い、どれだけ申し込んできたかが点数に表れます。年収が高い人でも、申し込みの件数からは逃れられないということです。

申込件数は約4.5%の減点要因|都市伝説ではない根拠

クレジット・ガイダンスの点数の計算では、申し込みの件数が多いと点数が下がることが公表されています。CIC自身も、申込件数が多いことはマイナスの評価として点数に影響すると説明しています。

点数に影響する項目のなかで、申込件数が占める重みは約4.5%です。

約4.5%という数字は、一見すると小さく感じるかもしれません。しかし、このスコアは年齢や年収、勤務先を一切使わないため、収入の多さで申し込みの多さを埋め合わせることはできない仕組みです。

見方を変えると、申込件数は、自分の行動しだいで確実に抑えられる項目だといえます。申し込みを必要な分だけに絞ることは、信用スコアのなかで自分の力で守れる部分を、しっかり守る行動になるのです。

多重申込みの審査落ちが都市伝説でない理由

この事実は、多重申込みで審査に落ちるという話が、単なる都市伝説ではないことを示しています。申し込みの件数は、スコアの仕組みのなかで、はっきりと減点の対象として組み込まれているからです。

多重申込みによる審査落ちは、担当者の感情や思い込みで起きるものではありません。信用情報機関、共有ネットワーク、そして信用スコアという仕組みによって、客観的に減点された結果として起きているのです。

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多重申込みの記録は6ヶ月で消える?クレジットカードの事故情報は最長5年

多重申込みの記録は6ヶ月で消える?クレジットカードの事故情報は最長5年

多重申込みの記録は、いつまでも残るわけではありません。申し込みの情報が信用情報機関に残る期間は、CICとJICCで6ヶ月と決められています。

もっとも、この6ヶ月を過ぎれば何もかも消えると考えるのは誤りです。延滞などの金融事故の情報は、それよりずっと長く残る仕組みになっています。

さらに、カードを解約しても、記録がすぐに消えるわけではありません。情報の種類ごとに残る期間を分けて知ることが、次の申し込みの時期を考える土台になります。

申込情報の記録は照会日から6ヶ月:CIC・JICCの基準

クレジットカードの申込情報が信用情報機関に記録される期間は、CICでは照会日から6ヶ月間です。JICCでも、申し込みに関する情報は照会日から6ヶ月以内と定められています。

照会日とは、カード会社が審査のために信用情報機関へアクセスした日を指します。

起点になるのは、カード会社が情報を確かめた照会日です。同じ時期に複数のカードに申し込めば、それぞれの照会日から6ヶ月間、すべての記録が同時に残り続けます。

その間に新しいカードへ申し込むと、次のカード会社は残っている申込情報をまとめて確認できます。申込情報がいつ消えるのかを考えるときは、照会日を基準にするとわかりやすいでしょう。

6ヶ月待てば必ず通る?延滞などの異動情報は最長5年

審査に落ちたら6ヶ月待てばよい、という話はよく知られています。ところが、6ヶ月はあくまで申込情報が保有される期間であり、待てば必ず審査に通るという意味の待機期間ではありません。

長期の延滞や債務整理は最長5年残る

6ヶ月で消えるのは、申込情報だけです。長期の延滞や債務整理といった金融事故の情報は異動情報と呼ばれ、契約中と契約終了後の最長5年間残り続けます。

JICCでも、債務整理などの取引の事実に関する情報は、契約終了後5年以内の登録と定められています。

情報の種類主な内容残る期間
申込情報クレジットカードなどに申し込んだ事実照会日から6ヶ月
異動情報長期の延滞や債務整理などの金融事故契約中と契約終了後の最長5年

このため、過去に長期の延滞がある人は、6ヶ月待っただけでは根本的な解決になりません。申込情報が消えても、異動情報が残っている限り、審査で不利な状態は続くと考えておくべきでしょう。

カードを解約すれば信用情報の記録もすぐ消える?

カードを解約すれば、信用情報機関の記録もすぐに消えると考える人がいます。しかし、これも誤解です。

CICでは、クレジットの契約に関する情報は、契約が終わってから5年間保有されます。解約は契約の終わりにあたるため、解約したその日に記録が消えるわけではありません。

また、入会キャンペーンの特典を受け取った直後に解約する早期解約は、カード会社から警戒されやすい行動として知られています。特典目当ての申し込みと解約を繰り返すと、使うつもりのない申し込みをしている人だと見なされやすくなるでしょう。

記録を早く消す目的で解約しても、期待した効果は得られないと考えておきましょう。

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審査に落ちたクレジットカードは再申し込みできる?6ヶ月とCIC開示

審査に落ちたクレジットカードは再申し込みできる?6ヶ月とCIC開示

クレジットカードの審査に落ちると、自分の信用が大きく傷ついたのではないかと不安になるものです。けれども、落ちた直後にあわてて別のカードに申し込むと、記録が重なって状況が悪くなりかねません。

大切なのは、最低6ヶ月の間隔をあけることと、自分の信用情報を開示して今の状態を確かめることです。開示にかかる手数料はCICのネット開示なら500円で、報告書には入金の記録が記号で示されています。

次の申し込みまでにやるべきことを順に押さえ、落ち着いて準備を進めましょう。

一度落ちたカードへの再申し込み:最低6ヶ月あける

一度審査に落ちたクレジットカードに、もう一度申し込むことはできます。ただ、すぐに申し込み直すのは避けたほうがよいでしょう。

前回の申込情報は照会日から6ヶ月間残っているため、そのまま申し込むと、短い期間に2回申し込んだ記録が並ぶことになります。

再び申し込むまでの流れは、次のとおりです。

  1. 前回の申し込みから、最低6ヶ月の間隔をあける
  2. 待っている間に自分の信用情報を開示し、落ちた原因に心当たりがないかを確かめる
  3. 6ヶ月たって前回の申込情報が消えてから、もう一度申し込む

6ヶ月たてば前回の申込情報が消えるため、申し込みが重なっている状態からは抜け出せます。なお、延滞などの異動情報が残っている場合は、6ヶ月待っても状況が変わらない点に気をつけてください。

落ちた直後に別の会社なら通る?連続申し込みの危険

審査に落ちると、別の会社なら通るかもしれないと考えて、すぐに次のカードへ申し込みたくなるかもしれません。ですが、この連続申し込みは、状況をさらに悪くする行動です。

前のカードの申込情報は、次のカード会社にも見えています。しかも、その申し込みのあとに契約の記録がなければ、他社で落ちたことも推測されてしまいます。そこへ新しい申し込みが加われば、短い期間に申し込みが重なる多重申込みの状態に近づくわけです。

「審査が甘い」カードでも同じ記録を確認

審査が甘いとうたうカードなら通るのではないか、と考える人もいるでしょう。けれども、どのカード会社も信用情報機関を通じて同じ記録を確かめています。

落ちた直後に次々と申し込むよりも、6ヶ月の間隔をあけて申込情報が消えるのを待つほうが、冷静な判断といえます。

開示請求の手数料:CICは500円・JICCは1,000円

自分の信用情報は、信用情報機関に開示請求をすれば確認できます。手数料は、機関と開示の方法によって次のように異なります。

機関開示の方法手数料
CICインターネット500円
CIC郵送1,500円
JICCスマートフォンのアプリ1,000円

CICとJICCのどちらに請求すればよいか迷ったときは、加盟している会社の違いを思い出すとよいでしょう。CICには主にクレジットカード会社や信販会社が、JICCには主に消費者金融が加盟しています。

クレジットカードの申し込みの記録を確かめたいなら、まずCICを確認するのが自然な流れです。

開示した報告書を見れば、申し込みの記録や支払いの状況を、自分の目で確かめられます。インターネットなら500円で自分の記録を見られるのは、思っていたより手軽でうれしい点です。

開示報告書の「$」「A」とは?入金状況の見方

CICの開示報告書には「入金状況」という欄があり、過去24ヶ月分の支払いの記録が並んでいます。主な記号の意味は、次のとおりです。

  • 「$」:請求どおりに入金された
  • 「A」:利用者の都合で入金されなかった

「$」が並んでいれば、期限どおりに支払えていることを意味します。反対に「A」がある場合は、支払いが遅れた記録が残っていることになり、審査で不利に働く可能性があります。

申込情報と入金状況から審査落ちの原因を探す

審査に落ちた原因を探すときは、この入金状況の欄とあわせて、申込情報の欄も確かめましょう。申し込みの記録がいくつも並んでいれば、多重申込みが原因の1つと考えられます。

一方で「A」が見つかれば、申し込みの件数だけでなく支払いの遅れも影響している可能性があります。原因がわかれば、次の6ヶ月でやるべきことも見えてくるでしょう。

申し込み前の確認:キャッシング枠0円と正確な入力

6ヶ月の間隔をあけて次のカードに申し込むときは、いくつかの点を確かめてから手続きを進めましょう。

  • 使わないならキャッシング枠を0円にする
  • 年収や勤務先などを正確に入力する
  • 前の申し込みから十分な期間をあける

キャッシング枠は貸金業法の総量規制の対象となるため、0円に設定すれば、必要のない借り入れの枠を持たずに申し込めます。入力ミスや事実と違う内容があると、審査に悪い影響が出るおそれがあります。

焦らずに準備を整えることが、次の審査に向けた一番の対策といえるでしょう。

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クレジットカードを短期間で申し込む危険:学生のスマホ分割と住宅ローン

クレジットカードを短期間で申し込む危険:学生のスマホ分割と住宅ローン

短い期間にクレジットカードを申し込むことのリスクは、立場や状況によって大きさが変わります。とくに気をつけたいのは、次の4つのケースです。

  • 学生:スマホ分割や奨学金の返済が信用情報に関わる
  • ポイ活:特典目当ての申し込みと見られやすい
  • 住宅ローン前:審査を控えた時期の申し込みに注意
  • クレヒスなし・延滞歴あり:少ない件数でも影響する

自分に当てはまる状況を確かめてから、申し込みの計画を立てましょう。

学生も信用情報は照会される?スマホ分割と奨学金の延滞

学生であっても、クレジットカードの審査では信用情報機関への照会が行われます。カード会社が申込者の返せる力を調べる際に、信用情報機関のデータを使うことは法律で義務づけられているためです。

学生が審査に落ちる理由としては、次の3つが挙げられます。

  • 短い期間の複数の申し込み
  • スマホ端末の分割払いの遅れ
  • 奨学金の返済の遅れ

スマホ端末の分割払いや奨学金の返済が遅れると、信用情報に傷がつき、カードの審査に悪い影響を与えます。

スマホ分割の滞納中に申し込むと影響が重なる

スマホ端末の分割払いを滞納している状態で多重申込みをすれば、支払いの遅れと申し込みの集中という2つのマイナスが重なります。学生のうちから支払いの期日を守り、申し込みは1枚ずつに絞ることが大切です。

ポイ活で多重申込み:特典目当てと見なされる理由

入会キャンペーンのポイントや特典をねらって、複数のカードに一度に申し込むポイ活は、多重申込みにつながりやすい行動です。期間限定の特典を逃したくないという気持ちから、短い期間に申し込みが集中しやすくなります。

期間限定と書かれていると、つい急ぎたくなりますよね。

カード会社から見ると、こうした申し込みは特典だけが目的で、カードを使い続けるつもりがないのではないかと映ります。内山貴博氏も、入会特典だけを目的とした利用意思のない申し込みと判定されると、カード会社からネガティブな評価を受けると指摘しています。

特典を受け取った直後の早期解約も警戒される

加えて、特典を受け取ったあとすぐに解約する早期解約も警戒される行動です。ポイ活でカードを増やす場合は、特典の大きさだけで判断せず、長く使うかどうかを考えてから申し込むことが大切になります。

もう1つ意識したいのは、特典で得られるものと、申込情報が残る6ヶ月間との釣り合いです。キャンペーンをねらって何枚も申し込むと、その記録は照会日から6ヶ月間残り続けます。

その間に、本当にほしいカードや、暮らしに欠かせないローンの審査が重なることもあるでしょう。目の前の特典だけでなく、この先6ヶ月の間に申し込みたいものがないかを考えてから動けば、あとで困る場面を減らせます。

住宅ローン審査の前は要注意|申込履歴が残る影響

社会人が気をつけたいのは、住宅ローンの審査を控えている時期の多重申込みです。住宅ローンを組む前は、カードの多重申込みが起きやすい状況の1つとして挙げられています。

クレジットカードの申込情報は、照会日から6ヶ月間残り続けます。申し込みの記録が残っている状態で住宅ローンを組もうとすると、その審査に悪い影響が出るおそれがあると指摘されているのです。

住宅ローンは暮らしに大きく関わる契約であるため、申し込みの記録で不利になるのは避けたいところです。

住宅の購入を考えているなら、申込情報が残る6ヶ月という期間を目安にして、カードを申し込む時期を計画しておくと安心でしょう。

クレヒスがない人・延滞歴がある人は少ない件数でも注意

クレジットカードの利用履歴は、クレジットヒストリー、略してクレヒスと呼ばれます。このクレヒスがまったくない人や、過去に延滞したことがある人は、とくに慎重に申し込む必要があります。

ファイナンシャルプランナーの木村由香里氏によると、多重申込みをしたという事実だけで、機械的に審査で否認されるケースが見られるそうです。そのうえで、クレヒスがない人や延滞の履歴がある人は、少ない件数の申し込みであっても、審査に落ちるリスクが大きく高まると指摘しています。

1ヶ月3件という目安を下回っていても安心せず、1枚ずつ結果を確かめながら進めることが大切です。

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2〜3枚目のクレジットカードは1枚ずつ:申し込み間隔と長く使う選び方

2〜3枚目のクレジットカードは1枚ずつ:申し込み間隔と長く使う選び方

2枚目や3枚目のクレジットカードを作ること自体は、決して悪いことではありません。成人1人あたり平均で約3枚を持っている計算になるほど、複数持ちは一般的です。

気をつけたいのは、枚数を増やすときの申し込み方と、持ったあとの管理の仕方になります。申し込みの間隔をあけて1枚ずつ進めれば、多重申込みと見なされる心配を減らせます。

そのうえで、本当に必要なカードかどうかを見極めれば、持ちすぎによる管理の手間も防げるでしょう。

複数持ちのデメリット:限度額の分散と不正利用の見落とし

カードを何枚も持つことには、管理の面でのデメリットもあります。木村由香里氏は、多くのカードを持つことで起こる問題として、次の3つを挙げています。

  • 限度額の分散
  • 支払い口座の管理の複雑化
  • 不正利用への気づきの遅れ

限度額が分散すると、カードごとに使える金額が分かれ、1枚あたりの利用できる金額が限られてしまうのです。支払い口座が複数に分かれれば、どのカードの引き落としがいつあるのかを把握するのが難しくなるでしょう。

不正利用への気づきが遅れる点も見逃せません。持っているカードが多いほど、すべての明細に目を通す手間が増え、身に覚えのない利用を見落としやすくなります。

用途ごとにカードを使い分ける場合も、こうした管理の手間を上回る理由があるかを考えることが大切です。

申し込み間隔の目安:1ヶ月2枚までに抑える

複数のカードを作るときは、申し込みの間隔を意識することが欠かせません。申し込みブラックを防ぐ方法として、1ヶ月に申し込むのは2枚までに抑えるという目安が紹介されています。

1ヶ月3件以上で警戒されやすいという業界の目安を踏まえると、2枚までに抑えれば、その線を越えずに済むわけです。2枚でも多いのか少ないのかは、その人の信用の状態によって変わるため、一概には言い切れない面もあります。

申し込みの件数位置づけ
1ヶ月に2枚まで申し込みブラックを防ぐための目安
1ヶ月に3件以上多重申込みとして警戒されやすい
6ヶ月以内に複数件(5件以上など)多重申込みとして警戒されやすい

しかも、申込情報は照会日から6ヶ月間残るため、6ヶ月以内に申し込みが積み重なると、複数件の申し込みとして見られやすくなります。1枚申し込んだら審査の結果を確かめ、次の申し込みまで間をあけるという進め方が安心です。

新しいカードは1枚ずつ、時間をかけて増やしていく意識を持つとよいでしょう。

長く使えるカードを厳選する|FPが勧める考え方

ファイナンシャルプランナーの内山貴博氏は、申し込む前に本当に必要なカードかどうかを見極め、長く利用できるものを厳選して申し込むべきだとしています。

入会キャンペーンの特典は魅力的ですが、特典だけを目当てに申し込むと、カード会社から利用する意思がないと見なされるおそれがあります。長く使い続けるつもりのカードであれば、申し込みの目的がはっきりするため、特典目当てと疑われる心配も小さくなるでしょう。

2枚目・3枚目を選ぶときに考えたいこと

2枚目や3枚目を選ぶときは、今持っているカードとどう使い分けるのか、これから長く使い続けられるのかを考えてみてください。必要なカードを1枚ずつ厳選して申し込むことが、多重申込みを避けながら複数のカードを持つための近道になります。

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【Q&A】クレジットカードに関するよくある質問:学生や消費者金融の疑問

クレジットカードに関するQ&Aコンテンツ
Q
大学生が初めてクレジットカードを作るとき、多重申込みにならないよう何枚まで申し込める?
A

学生も社会人と同じように、審査では信用情報機関への照会が行われます。業界では1ヶ月に3件以上の申し込みが警戒されやすいとされ、それを防ぐ目安として1ヶ月2枚までという考え方も紹介されています。ただし、クレジットカードの利用履歴がない人は、少ない件数でも審査に落ちるリスクが高まると指摘されています。スマホ端末の分割払いや奨学金の返済に遅れがないかを確かめたうえで、まずは1枚に絞って申し込むと安心です。

Q
クレジットカードの審査に落ちた理由がわからないとき、自分で原因を確かめる方法はある?
A

信用情報機関に開示請求をすれば、自分の信用情報を確かめられます。手数料はCICのインターネット開示が500円、郵送が1,500円で、JICCはスマートフォンのアプリから1,000円です。CICの開示報告書では、入金状況の欄に過去24ヶ月分の記録が並び、請求どおりの入金は$、利用者の都合で入金されなかった月はAと記されます。申込情報の欄もあわせて見れば、申し込みの重なりや支払いの遅れに気づけるでしょう。細かな手続きは、各機関の公式サイトで確認してください。

Q
消費者金融に申し込んだ記録は、あとで申し込むクレジットカードの審査でも知られてしまう?
A

知られると考えておきましょう。消費者金融が主に加盟するJICCと、クレジットカード会社が主に加盟するCICは、FINEというネットワークで借入残高や申し込みの情報をやりとりしています。申込情報は照会日から6ヶ月間残るため、その間にクレジットカードへ申し込むと、消費者金融への申し込みも含めて確認されます。消費者金融で申し込んだからカード会社には伝わらないという考えは、この共有の仕組みがあるため成り立ちません。

Q
年収が高い人なら、クレジットカードを何枚も持っていても新しいカードの審査に通りやすい?
A

年収が高くても、持っているカードが多いと審査に落ちることがあります。ショッピング枠は割賦販売法により、年収から年間請求予定額と生活維持費を差し引いた包括支払可能見込額の90%までしか設定できません。カードを何枚も持つと、使っていなくても信用情報のうえで年間請求予定額が増え、見込額は小さくなります。その結果、新しいカードに必要な枠を設定できず、審査に落ちる原因になるのです。年収だけで判断せず、本当に必要なカードかを見極めましょう。

Q
過去に支払いを延滞したことがある人は、クレジットカードの申し込みを6ヶ月待てば審査に通る?
A

6ヶ月待つだけでは、審査に通るとは限りません。6ヶ月で消えるのは申込情報だけで、長期の延滞や債務整理といった金融事故の情報(異動情報)は、契約中と契約終了後の最長5年間残ります。異動情報が残っている限り、審査で不利な状態は続くと考えておくべきでしょう。また、延滞の履歴がある人は、少ない件数の申し込みでも審査に落ちるリスクが高まると指摘されています。まずは開示請求で自分の記録を確かめ、今の状態を知ることが大切です。

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【まとめ】クレジットカードへの多重申込みによる審査落ち:都市伝説ではない

クレジットカードへの多重申込みによる審査落ち:都市伝説ではない

クレジットカードの審査は、信用情報機関の記録と法律、そして信用スコアによって進められます。多重申込みのリスクを正しく知っておけば、焦って申し込むことも、落ちたあとに行き詰まることもなくなるでしょう。

記事全体の大切な点をもう一度確かめて、次のクレジットカードの申し込みに役立ててください。

1ヶ月3件の目安から最長5年残る延滞の記録まで

多重申込みと審査の関係は、次のように整理できます。

  • 1ヶ月3件以上や6ヶ月以内の複数件は警戒されやすい
  • 申し込みの記録はFINEなどで他社にも伝わる
  • 使っていないカードも見込額を減らし審査に響く
  • 信用スコアでも申込件数は減点の対象になる
  • 申込情報は6ヶ月、異動情報は最長5年残る

どれも担当者の感情で決まるものではなく、記録と法律にもとづいた仕組みです。仕組みを知っていれば、申し込みの時期や枚数を自分で判断できるようになります。

審査で不利にならないために守りたい7つのこと

申し込みの前後で守りたいのは、次の7つです。

  • 申し込みは1ヶ月2枚までに抑える
  • 審査に落ちたら最低6ヶ月あけて申し込む
  • 落ちた直後に別の会社へ続けて申し込まない
  • 使わないならキャッシング枠は0円にする
  • 年収や勤務先などは正確に入力する
  • 延滞歴があれば6ヶ月待っても解決しない
  • 特典目当てだけの申し込みや早期解約を避ける

なかでも大切なのは、最初の3つです。1ヶ月2枚までに抑えれば、1ヶ月3件以上という警戒の目安を越えずに済みます。

審査に落ちたときは、前回の申込情報が消える6ヶ月を待つことで、申し込みが重なった状態から抜け出せるでしょう。そして、落ちた直後の連続申し込みは、他社で落ちたことまで推測される原因になるため、避けることが欠かせません。

まずはCIC開示で自分の信用情報を確かめよう

多重申込みで審査に落ちるのは、都市伝説ではなく、信用情報と法律の仕組みから生まれる結果です。だからこそ、仕組みを知った今なら、落ち着いて次の一手を選べます。

まずは開示請求で自分の記録を確かめ、申し込みは1枚ずつ、十分な間隔をあけて進めましょう。本当に必要で長く使えるカードを厳選して申し込めば、ほしいカードを手にする日も着実に近づいていくはずです。

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